ドットサインのサンドボックス環境(Sandbox)は、ドットサインの運用環境を模したテスト環境で、開発者向けにオープンAPI接続と機能テストを提供しています。サンドボックスでは、以下のことが可能です。
- API体験:ドットサインのAPIパラメータと統合の詳細に慣れ親しむことで、実装コストを削減できます。
- 完全なAPIテスト:開発者はサンドボックス内のすべてのオープンAPIにアクセスし、APIコールの正確性を確認することができます。
- 新機能のテスト:DottedSignが新機能をリリースする際、開発者はまずサンドボックスでテストおよび統合を行い、公式環境の既存アプリケーションに影響が及ばないようにすることができます。
使用方法
開発者は以下の方法でサンドボックスにアクセスし、テストを行うことができます。
1.サンドボックス環境にアクセスする
- サンドボックス環境へのアクセス:サンドボックス URL:https://sandbox.dottedsign.com/
2. 登録またはログイン
- サンドボックス環境では、開発者は登録を行うことで、無料の企業向けソリューションを利用でき、公式環境と同様の高度な機能(組織管理、一括送信、対面署名など)を利用できます。
- 公式環境のアカウントとはリンクされておらず、同じメールアドレスを使用していても、両者は独立したアカウントです。
3. APIテスト
- DottedSign APIドキュメントを参照するか、開発ドキュメントを閲覧してください
- サンドボックス環境では、公式環境と同じAPI機能が提供されますが、作成できるタスク数など、一部の機能が制限される場合があります。
- APIテストが成功すれば、公式環境で同じAPIを直接使用できます。
重要な注意事項
- サンドボックスはテスト専用であり、法的効力はありません。サンドボックスで実行された署名やアクションは、法的拘束力を持ちません。
- サンドボックスと本番環境では URL が異なります。テスト環境と本番環境を切り替える際には、正しい URL を使用していることをご確認ください。
- 機能制限:サンドボックス環境では、作成できるタスク数など、一部の機能が制限されています。また、サードパーティの統合サービス(Google Drive や OneDrive へのエクスポートなど)はテストできません。サポートされるのはウェブ版のみで、モバイルアプリはサポートされていません。
- Eメール通知:サンドボックス関連のすべてのEメール通知では、識別のために件名に「Sandbox」が含まれます。
- 個別のアカウントの仕組み:サンドボックスと本番環境のアカウントは、同じメールアドレスを使用していてもリンクされておらず、それぞれ個別のアカウントです。
- 定期的なクリアの仕組み:ストレージリソースと運用コストを削減するため、サンドボックスで作成されたタスクは4分の1だけ保持されます。有効期限が切れると、データベースと元のファイルは完全にクリアされ、復元できません。
- 文書透かしおよび証明書の制限:サンドボックスで作成された文書タスク(スタンプ付き証明書を含む)は、テスト目的のみに使用されます。すべての文書には識別目的で「非公式」の透かしが入れられ、デジタル証明書は含まれません。
ご質問がある場合は、DottedSign API ドキュメントを参照するか、技術サポートチーム(support@info-dottedsign.com)までお問い合わせください。
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